〜 N0.7(平成12年9月号) 〜

あっという間に猛暑を駆け抜け、9月を迎えようとしています。朝夕の風がとても心地よく感じる今日ですが、皆様いかがお過ごしですか。
今回はある大工さんのことを書いてみたいと思います。彼とはまだ仕事上のお付き合いはないのですが、6月に独立して、若手二人を雇っている29歳の青年です。ある日、ある方からの紹介により弊社に『営業』に来ることになりました。大工さんが『営業』に来るだけでもビックリなのですが、彼は1日の現場仕事を終えて自宅に帰り、シャワーを浴びてなんとスーツに着替え、ネクタイをして若手二人にも同じ姿をさせ、『失礼しますっ!』と元気よく入ってきたのです。これまでの常識では考えられないことです。21世紀の職人の世界はこうなるのか、と心から驚嘆した次第です。そしてパソコンを駆使した『○○工事規約書』を提出してくれました。10項目にわたるその内容の一部を紹介すると、『お客様が現場に訪れた場合には、必ず工事を一時中断し、お客様とコミュニケーションを取ること』『近隣との挨拶又は気配りを忘れてはならないこと』『貴社の建物を常に研究し、それに伴って技術向上を目指すこと』「私たちは、技術者であることはもちろんのこと、営業にも力を入れて、貴社の売上向上に貢献すること』etc・・・実に時流に合った、的を得たものばかりだした。さらに加えて、知る人から聞いた所、彼らは素晴らしい技術をもっているというのです。
今、あらゆる業種、業界が構造の変換を求められ、その審判が下され始めているように感じます。そんな中、彼が、『職人の世界』の常識に真正面から立ち向かっていく姿に感動しました。私も『工務店』の常識の殻をどこまで破ることができるか、奮い立つ想いがしました。
最近この『ひとりごと』を愛読して頂いている方より、『あんた、実物とこのイラスト、ぜんぜん違うんじゃない!』と言われました。最近太り過ぎを気にしていた私は少々ショックでした・・・
『第3回・森で遊ぼう』では、50組130人を超える親子の皆さんと共に楽しい時間を過ごすことができました。新聞やテレビでは暗い話ばかりの今日ですが、こんな時こそ、社会の最小単位である家族が、がっちりと絆を結んでいきたいものですね。北澤工務店は、カタロ活動や住宅建築を通してそのお役に立ちたいと考えています。
ところで、この『森で遊ぼう』の中の『バルサヒコーキ』を私は担当したのですが、参加頂いた方にお詫びをしなくてはなりません。材料の吟味が悪く、また指導がいまいちだったために、飛ぶヒコーキと飛ばないヒコーキの差が出てしまいました。申し訳ございませんでした。そこで、『リターンマッチ』を開催することにいたしました!バルサヒコーキに参加された方はもちろん無料で、今回参加されなかった方は材料費500円で、ばっちり飛べるようにご指導申し上げます。場所も『カタロ』の室内で、ゆっくり時間をかけて作りますので是非ご参加ください。親子での参加を原則として、8月19日(土)20日(日)各日10組計20組を募集させていただきます。
暑さももう少しで和らぐでしょう。おじゃまさせて頂くこともあるかと存じますが、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
皆様お元気ですか。私はとても元気ではありません・・・。
今回のひとりごとは、お叱りを受けるかもしれませんが、そんな気持ちで書かせていただきたい気分です。どうして人間というものは悩み悶え、また自分の思いが形にならないのでしょうか。人それぞれいろいろな考えがあり、問題や障害、悩みは、自分が未熟だからだ、成長のステップなんだ、なんて勉強熱な私は、全て頭であわかっているようなつもりをしています。しかし、いざその場に出くわすと、見事にその砂城は崩れ落ちるのです。デッカイ壁を自分で勝手に想像してそれを作ってしまう。まわりが意気揚々と見えてきたら最後、飲めない酒に逃げて、ただ時間が過ぎていく・・・。なんの解決にもならない堂々巡りをしているかのようです。皆さんはそんなことありませんか・・・。ところで、このまま今回のひとりごとが終わってしまったら、ほとんどの方が不愉快な気分を味わい、もう二度と『ひとりごと』を読んで頂けないかもしれません。『MARUYAN』にお願いして、もう少しスペースをとらせていただきます。PRです。
11月に、北澤工務店の創業者であり、棟梁であり、私の父親である現社長がこれまでの家づくりのノウハウをわかりやすくお話をさせていただく機会を作りました。チョーお奨めです。棟梁でなければわからないこと、創業者でなければ経験できなかったこと、数えきれないほどの成功事例失敗事例をまとめて聞けるチャンスはめったにありません。家を建てたい方にも、建ててしまった方にもお役に立てる楽しい内容です。どうぞお早めにお申し込みください。
さッ、気分を取り直して、今月もがんばります。
いかがお過ごしですか。今月の私はとても元気になりました。先月号の『ひとりごと』であまりにも暗かったものですから、たくさんの方にご心配おかけしました。『何かあったの?』とか、『恋の病かな・・・』とかいわれるたびに『まずかったかなあ』と思う反面、結構うれしいものなんですね。自分の存在を認めてもらえたようで。私、子供が3人いるんですが、子供のわがままや反抗は、こんなところを無意識に要求しているのだろうな、なんて事を感じた次第です。
私、いつも何か欲しいものがあるのですが、今、新しいノートパソコンが欲しくてたまりません。そこでインターネットで検索して、激安ショップを見つけているのですが、そこですごいやつを見つけたんです。『価格COM』と名づけられたそのサイトは、激安ショップを横軸にして機種を縦軸に価格を一覧表にしているのです。この店高いとか、安いとか、一目瞭然なんです。ちなみに○ーズデンキさんや、DEG○Xさんなどは近隣の激安店ですが、5万円から6万円も価格に差があるものもあるんです。IT時代とは耳慣れてきた言葉ですが、価格だけでは比較しきれないものの、我が北澤工務店もいつもお客様に味比べして頂いても恥ずかしくないよう、より一層精進しなければならないと痛感しました。七・五・三に結婚式、旅行に忘年会と忙しくなる時期ですが、今月もがんばります。
あっという間に1年を振り返る季節になりました。皆様にとりましてはどのような1年でしたでしょうか。弊社のことを申し上げますと、親子の絆を深めることを目的とした『森で遊ぼう』では、150名を超える方々と楽しい1日を過ごしたり、住宅研究会(北澤工務店の職人さんの組織)の勉強会では260名の方々と感動を共有しました。広告宣伝費を極力押さえて、今年もいろいろな企画を実行してまいりましたが、ときどき『北澤工務店て何やさんだったけ?』と感じることも多々あったのも事実です・・・何はともあれ、たくさんの方が集い、企画を分かち合ってきたことで、弊社からのメッセージを受け取って頂けたと自負しております。来年は21世紀最初の年という事で、より以上にパワーアップして皆様のお役に立てる企業になれるよう、努力を惜しまない所存です。今年最後の行事は、毎年恒例の『年末アフターサービス』です。今年21回目を迎えます。家を建てさせて頂いたお客様に気持ち良く年越しをしていただこうという主旨で始まったものですが、現在は職人さんを巻き込んだ一大行事となっています。もし、北澤工務店で建てた方でなくとも、不具合等がございましたらご一報ください。障子が外れない、床鳴りがする、カギが壊れているなどなど、なんでも結構ですので、ご一報をお待ち申し上げます。来年もどうぞよろしくお願い致します。