〜 N0.15(平成13年5月号) 〜

〜 N0.13(平成13年3月号) 〜

〜 N0.12(平成13年2月号) 〜

〜 N0.14(平成13年4月号) 〜


〜自分の娘に振り袖を着せたような家づくり〜
竃k澤工務店

301-0855 茨城県龍ヶ崎市藤ヶ丘7-1-7
TEL 0297-60-1333 FAX 0297-60-1666 
Eーmail

おさむのひとりごと

NO.11  NO.12  NO.13  NO.14  NO.15

〜 N0.11 (平成13年1月号) 〜

このページのトップへ

このページのトップへ

このページのトップへ

このページのトップへ

このページのトップへ

いかがお過ごしですか。先日久しぶりに横浜に行ってまいりました。
 横浜は、古来より『長崎』『神戸』などと並んで積極的に異国文化をとり入れてきた場所で知られています。なんとなく異国情緒に溢れる町並みは、老若男女を問わず魅力ある地といえるでしょう。今回の目的は『外交官の家』をはじめとする、歴史ある洋館を学ぶということでした。本物の『洋館』を肌で感じて本物の『日本の家』を考えてみようと思ったのです。見学された方も多いと思いますが、やはり本物はすごい。もちろんお金のたくさんある方の建物ですから『豪華絢爛』なわけですが、その豪華さをゼロにして全く別の次元で考えても、感動することしきりでした。合理的な工場生産の家、設備の整い過ぎた家、見た目にばかりきれいな家を追求してきた現代住宅は、大いに反省すべきであると感じたのです。その一番感じたものは『癒やし』そして『豊かさ』です。言葉では簡単ですが実際にその空間に身を置いてみると、それ以外に適切な言葉が見つかりません。私はこれからの北澤工務店の家づくりのテーマをここに発見、『本物の家を造ろう』と確信したのです。本物の家ならば、なるべく合板は使いたくない。本物の家ならば、プラスチックやビニールなど化学製品を使いたくない。本物の家ならば、機械が造るのではなく本物の職人が心えお込めて造る家がいい。人の呼吸が、家族の絆が深く結ばれる家がいい。日本人好みに味付けをした日本の洋風建築が欲しい。そんな思いがふつふつと沸あがってきたのでした。
・・・先月号で新製品の発表の予告をさせていただきましたが、その名前を『大正ロマンの家』と名付けました。『日本の洋風建築』をテーマに2月末いよいよ始動します。

新年明けましておめでとうございます。年末の自覚もないままあっという間に20世紀が終わり、新世紀も刻々と時を刻んでおりますが、皆様いかがお過ごしですか。よく諸先輩から『年を取るごとに一年一年が早いんだよ』と聞かされていましたが、時間の大切さをヒシヒシと感じる今日です。
 
さて、ご存知の方もおられると思いますが、弊社北澤工務店では本年1月1日付をもって、代表取締役の人事の変更を行いました。創業者であり、私の父でもある北澤孝から、次男坊である私にバトンタッチです。まだまだ早いとか、同族会社はダメだとか、ヨシヨシがんばれとか、いろいろなお声を頂戴しておりますが、当事者である私にとっては、日頃よりこのときを覚悟しておりましたし、自分の人生をかけてやるこの仕事ですから、全身全霊をもって取り組む所存です。この『修のひとりごと』の愛読者の皆様には今後も更にご協力を賜りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
 昨年12月16日、17日の『家づくり見学会』での出来事です。私の幼稚園時代の友人が奥さんと一緒に10年ぶりに突然姿を見せまして『ちょっと相談があるんだけど・・・』と言うんです。こりゃ新築の話でもあるのかな、と必要以上にニコニコして次の言葉を待った私ですが、残念ながらまったく違うお話でした。実は彼は現在○○ハウスで建築中だそうで、引渡しが近づいてきていろいろ心配なことが増え、たまらず私のところへ来たのだそうです。それらの問題をここに書くのは控えますが、奥様は『ひたち野うしくの家』を見ながら、愕然としておりました。その友人の奥様も見なきゃいいのに、奥へ奥へ入って比較してしまうんですね。『隣の芝生は青く見えるんですよ!』と何度も何度もお伝えしたのですが・・・
 また○○ホーム建築中のご近所のお客様も見えました。『私が欲しいと思ってたものが全部ついてる
』特におっしゃっていたのは収納で、対面カウンターの下の物入れが欲しかったのだそうですが、見積もってもらったら40万円!とのことであきらめたのだそうです。メーカーさんともなると、現場で余った材料でちょこチョコっと造る、という訳にはいかないようです。なぜならば、メーカーさんの目指す品質は、年間何万棟という建物に共通していなくてはならないので、例外は極端にコストがかかるのです。それにしても『結果的に高かった』とは何度も聞く話ですが、今回も共通しておっしゃていた言葉でした。私たちも常に完全な家を建てられるわけではなく、正直なところミスも多いです。お客様にたくさんご迷惑をおかけしています。しかし、『いい家を造りたい』『お客様に喜んでいただきたい』という思いだけはどこのメーカーさんにも負けません。年間5万棟6万棟建てる会社にできない、本当の満足を求めてこれからも精進します。さて、所得税減税の延長が決まった今日、建てようかどうしようか迷っているお友達がおられたら、ぜひ私宛にご紹介ください。今年は例年以上にパワーアップして張り切っております。ぜひお待ちしております。
 2月未明にいよいよ待望の新製品発表です!こうご期待!

 

いかがお過ごしですか。先日本屋さんに行ったとき『日本の論点』という本が目に飛び込んできました。
 この本自体は昨年11月頃に発行されたもので、ご存知の方も多いと思うのですが、2,667円のこの分厚い本には、今日本が抱える様々な問題が様々な角度から論議されています。この中で特に私が興味を持ったのは『少年犯罪』についてです。昨年頻発した、信じられないような凶悪事件の17歳の少年たちは氷山の一角にしか過ぎず、その予備軍は五万といるというのです。田口ランディさんの論文の一説にこんなことが書かれています。『・・・・こんなに底意地の悪いメディアと、下品なテレビと、過干渉の母親と、相変わらずの受験システムと、あいまいな母性的社会の中で、それでも子供たちは信じられないようなバランス感覚を発揮して生きている。だけどこの経済社会は少年少女若者を『消費の対象』としか見ていない・・・・・』そしてその次のページには、朝日新聞に掲載された高校三年生の投稿が書かれています。『親の世代は、高度成長の時代で、世の中全体が理想に向かって進んでいた。私たちの世代は、生まれた時から欲しいものは何でも手に入り、勉強できる環境があって幸せだろう、と言われる。だが、いったい何が幸せなのかわからない。学校に行き、そのうち働かなければならない。その先にはリストラ、倒産と疲れた大人の顔が待っている。高齢化や温暖化など未解決のまま、自分たちに回ってくる。学校に行き、受験するという当たり前のような流れにストップをかけたがっている自分がいる。』また、都立高校三年生250人に対して、豊川事件(優等生と評判だった17歳の少年が65歳の主婦を全身四十数か所もメッタ刺しにした)やバスジャック事件に対して、三分の一ほどが同情や共感を寄せたというのです。皆さんどう思われますか。星をつかむほどの数々の問題が山積みの現代社会、そんなこと私一人で吠えてみたところで何も変わらないのは承知しています。でもこのままではいけないと誰もが思っている。誰もがそう感じているのです。それらの問題の根幹のひとつは、家族関係や親子関係だと私は思います。だとすれば、その家族や親子を包む器である『家』を造っている私たちにも、相当な責任があるのではないか。経済性と合理性の追及だけの現代の家造りでは、ますます家庭崩壊を助長するのではないか。そう考えると、押さえ切れない激しい憤りを自分の中に感じたのです。毎回毎回お伝えしていることですが、家族が絆を深め、心が癒される家、家庭。そんな家を造りたい。・・・・何か『青年の主張』のような『ひとりごと』になってしまいました。・・・・しかし、紛れもない自分の素直な感情でした。北澤工務店では、そんな想いを今回発表させていただきます『大正ロマンの家』に託しました。モデルハウスなどの現物がなく、皆様にご賞味いただけないのが本当に残念ですが、3月10日、3月17日にチラシ広告をさせていただきます。近々にモニター建築ができると思いますので、その際にはぜひ辛口のご感想をお聞かせください。

 あっという間に桜咲く4月となりましたが、いかがお過ごしですか。
 花粉症の私にとりましては、この苦しみから開放されるのもあと少しの辛抱といったところです。『今の若いてい(若い者)は身体が軟弱だからだ』と豪語していた私の父も、杉林で育ったという某氏も、今年は鼻水とくしゃみの激戦を繰り広げ、もはや花粉症の克服は、国民的願いといっても過言ではないでしょう。これだけ文明の進んだ現代でも、風邪を治すことも、花粉症を治すことも出来ないのですから、明らかにこれまでとは全く違う方法を模索すべき時なのでしょうね。化学万能時代の終焉を改めて感じます。最近『ひとりごと楽しみにしてるよ』などと声をかけていただくことが多く、また増改築のご相談を受けるなど、とてもうれしい限りです。たわいのないことを書き続けて14回目になりますが、少しでも私の考え方や北澤工務店の思想を伝えることが出来たら、これ以上の幸せはありません。ところで、最近流行りのピッキングに対しての対策は講じられていますか。弊社でも最近数回にわたって悪質な被害にあっており、また他社でも同じような被害が頻発しています.カギメーカーではピッキング防止の鍵の生産が間に合わない状態だそうです。もし気になる方がおられましたらば、弊社までお問い合わせください。最後に、3月10日17日折込を入れる予定だった『大正ロマンの家』ですが、3月末と4月7日に変更させていただきました。3月末には『茨城の家づくり』という雑誌にも掲載される予定です。書店で目に付いた方は是非ご覧下さい。と、今回は何かとPRが多くなったひとりごとでした・・・・。と終わろうと思ったのですが、ひとつ皆様にお願いがあります。現在北澤工務店では『カタロライブラリー構想』なるものをプランニングしています。建築に関する本や雑誌をお持ちの方で、処分に困っておられる方がおられましたらば、是非私達にお譲りください。『カタロライブラリー』を創設して、建築や住まい方に関する情報スペースを広く一般の方に開放していきたいと考えています。1冊でも2冊でも結構ですので、ご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。

いかがお過ごしですか。あっという間に5月です。
 最近、『ひとり言の文章が長いねェ』とか『PRが多すぎるんじゃないの』というご意見をいただきました。ありがとうございました。これからは読みやすい長文で、心地よいPRを心がけます。今回も長くなりそうですが・・。先日、北澤工務店始まって以来のチラシ広告を打たせていただきました。その『大正ロマンの家』、反響は上々です。OB施主様から、カタロ通信読者の方から、職人さんから、同級生から、近所の方から・・・・・たくさんの方に声をかけていただきました。ありがとうございました。一番多くいただいた言葉は『センスの良いチラシ出したね。他のチラシと違って、感じが良かったよ』というものです。実はこのチラシ、いろいろな思いが含まれています。まず、『モノ売り』のチラシはやめよう、ということ。それよりも北澤工務店の考え方、方向性を理解していただこうというものです。だから間取りもないし、人造大理石だとか、ジェットバスだとか、食洗機だとかの設備の説明もない。見る方によっては不満の残るチラシかもしれないが、そんなチラシは巷に数多くある。だから、少しでも感性に訴えられるようなチラシをつくりたかったのです。いかがでしたでしょうか。近々、実際に『大正ロマンの家』が完成して、皆様に見ていただける機会もあるかと存じますので、その節はぜひご意見をお聞かせください。
 世間の暗い話題を耳にするたびに、社会の最小単位の『家族』の存在の重要性を痛感してなりません。家族が本当の意味で活性化されない限り、信じられないような凶悪な犯罪はなくならないと思うのです。家族が絆を深められるような間取り、そしてその家族を包む器である『家』が持つ役割は、恐らく想像以上のものがあると思います。高気密高断熱や高耐久性、バリヤフリーなどの基本性能を堅持しながら、柱や梁の見える真壁構造、職人さんの技術、感性が残るような家、既製品でなく、ぬくもりが伝わるような家。造り手と住まい手の思いが形になる家。そんな器に住む家族からは、朗らかで活き活きとした会話が聞こえてきそうです。ローコストオペレーションは絶対に必要ですが、安いだけのローコスト住宅はつくらない。そんな北澤工務店もまだまだ理想には程遠い弱小企業ですが、夢、目標を失わず、お客様と職人さんと『共に感動できる』という喜びに支えられて、これからも前進していきます。