お知らせ

2020.12.07

寒暖差にご注意を!
ヒートショックについて

12月に入り、いよいよ寒さ到来という気温になってきました。

この時期になると、ニュースでも話題になるのがヒートショックです。

これからの時期に危険が増します。注意喚起として、最後まで見て頂ければと思います。

 

【ヒートショックとは】

家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、

脳梗塞などを引き起こし、身体への悪影響を及ぼすことです。

暖かいお部屋からトイレに行ったり、お風呂上がりで洗面所に出た時に寒暖差で震えてしまう事はないでしょうか。

この寒暖差がヒートショック引き起こす原因になります。 

入浴中の死亡者数は年間で、1万9千人とも推計されたことがあります。

ヒートショックによる死亡者数は明確にはわかりませんが、

気温が下がる冬場での入浴中の死亡者数はほかの時期の何倍にもなります。

なので、ヒートショックの影響が大きいという事が推測されます。

 

【ヒートショック対策として】

・浴室や脱衣室は暖かくし、湯船にお湯はりする温度はあまり高くない(41度くらい)ようにしましょう。

・入浴した後は血液がドロドロになります。入浴前と入浴後は、水分補給しましょう。

・お風呂に入ると血圧が下がりますが、飲酒していることで更に血圧を下げてしまいますので、飲酒後すぐの入浴は控えましょう。

・食後はやや血圧が低下しますので、1時間ほど間をあけた方が良いでしょう。

・入浴前に血圧を計り、血圧が高い時には気を付けて下さい。

・排便の際にいきみすぎると心臓に負担がかかります。また、排便後は血圧が下がり、血圧の乱高下が激しくなりますので、

いきみすぎないようにきをつけましょう。

 

【最後に】 

ご自身の事だけではなく、ご両親・祖父母の方がご高齢の場合は、より一層配慮が必要になります。

洗面所やトイレに暖房器具を設置したり、断熱改修をして効果的に対策を行い、ヒートショックを予防しましょう。

 

これからより一層寒くなりますので、皆さんお身体ご自愛ください。

 

 

中島

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