2005年6月号にて紹介しました。
河崎建具店
河崎健三さん
建具工事

農家の長男に生まれたので、もちろん農業は継ぐつもりでいましたが、それ以外にも何か技術を身につけたいと思ったことから、訓練校に通い技術を習得しました。建具工事の仕事歴は43年になります。お客様が喜んでくれるのが一番嬉しいです。湿気により建具が動きにくくなるのは当たり前の事で決して恥とは思っていません。むしろ自分が作ったものに又会えるという思いで見に行きます。
 一日の終わりにビールや晩酌をする事が楽しみです。55年ぶりに我が家に生まれた待望の男の子の孫の相手も楽しいです。自宅隣の作業場が一番落ち着く場所であり、100個近くある道具の手入れは毎日かかしませんし、暇があれば作業場で道具を研いでいます。最近「般若心経」を檀家の人たちと月1回語り(唱え)始めました。健康の為に毎日歩いています。今のテーマは“やさしさ”。人に対してはもちろん、全てのものに対してやさしさを持ちたいと思っています。
 おすすめのお店は、河内の「香取」(チキングリル)、成田の「香車」(おそば)。
 身体の続く限り、気力のある限り、仕事は続けていくつもりです。お客様に良かったと思われ、安心感が与えられるよう励んでいきたいと思っています。

械類が何台も並べられている作業場にお伺いしました。上の写真は作業の様子です。
 お手持ちの道具は100種類前後あります。一番古いのは、「角面カンナ」仕事を始めた当初のもので44年もの間使っています。写真の中で一番新しいものはしゃくりカンナで障子の上のひっかけを削るものです。(買い替えたため新しいのです。)手入れはまめにしています。カンナの台やノミの先に油をつけるとくるいがなくなり、すべりが良くなります。
 建具づくりが大好きな職人、河崎建具さんのご紹介でした。
                

長だいカンナ

平カンナ

きわカンナ

きわカンナ

きわカンナ

そとまる

そりカンナ

面カンナ

つきのみ

くりガタナ

きちょうめんカンナ
ぼうずカンナ

ブイカンナ

面カンナ

しゃくりカンナ

角面カンナ
いんろうカンナ

いんろうカンナ

きわわきとりカンナ

面カンナ

ひふくら

2006年7月号にて紹介しました。

〜 大事な大事な道具たち 〜