2004年8月号で紹介しました。
中嶋建築
中嶋信市さん
大工さん

家業が代々大工の中嶋建築さんは、信市さんで3代目となります。特に継ぐ事を意識していたわけではなく、父親の仕事を見ていて、時間に融通がきいて自分の好きな事が仕事を調節しながら出来るのが魅力だなと思い、19歳の時に大工を目指しお父さんの下で修行を始めました。ぶつかることもありましたが、25歳の頃、父親が親方で全ての責任を持っているのだから、言う通りにするのが筋だと気付き、それから良好な関係を保っています。また同じ時期に、25歳までこんなに速いのなら50歳もすぐ来るぞ、と時間の流れの速さを実感し、気持ちを引き締めた頃でもありました。
 狩猟と釣りが趣味。狩猟は11月15日〜2月15日の解禁期間は仕事前に毎朝行きます。釣りは週1回海か川に出向きます。ですから朝が早い!休みの日はもちろん、普段の日も午前3時前後には起きます。(普段の日は朝早くから仕事をしているそうです。) 私生活でも中3の息子さんと小6の娘さんの父として、人生を楽しむ事を教えています。「楽しみを知っていればこそ、いい仕事も出来る。」と・・一部屋に炉を切っていて、そこに仲間を呼び、魚を焼いたり鴨なべをしたり、とふるまいます。「地元に住み続けているのは、深い付き合いの仲間達が大勢いるからだ」と人のつながりを大事にしています。
 今後の抱負は、すみ付け、刻み、軸組みの組み方など、昔ながらの技術を次の世代に伝えて行く事!仕事も楽しみも前向きに取り組んでいる、中嶋信市さんです。